キックダウンとは「急加速」の事です。一気にアクセルペダルを踏み込み(べた踏み)ます。そうすると普通の加速とは違い、急にグンっと加速します。
その時エンジン音も音が変わるので、どんな人がやっても「あ、今キックダウンした!」とわかると思います。
※「キックダウン」はAT車のみでしかできませんので、注意してください。
キックダウンの原理
キックダウンで急に加速すのですが、なぜ急加速するのかを説明します。
「キック=アクセル踏み込み」となりますが、ダウンってのがポイントとなっています。「ダウン=ギアが下がる」ってことになるのですが、ギアが下がることによってエンジンは高回転となり、車のスピードが上がります。
普段の運転では使うことはありませんが、下記で説明する「高速道路」や「坂道」で使うので覚えておきましょう。特に高速道路などの合流ではキックダウンでスピードを出さないと危険です。
高速道路などで使用する
普段の運転ではあまり使用しませんが、【高速道路】や【坂道】などで使う事があります。
高速道路の場合には、合流する時にある程度速度を上げてから合流をしないと危険ですよね。でも合流車線(加速車線)の距離が短く十分に加速出来ない場所もあるかと思います。
そのような場合に「キックダウン」を使って急加速してスムーズに合流することが出来ます。
上り坂道の場合には、普通に登ろうと思うと全く加速せずむしろ減速してしまうかと思います。減速してしまうと後ろを走っていいる車にも迷惑なので、この場合に「キックダウン」を使って減速を防ぎスムーズに上り坂も登れるかと思います。
登坂の合流(大通りへ)のある道もありますがその場合にも、キックダウンを使うと良いと思います。大通りですと高速ほどではありませんが、ある程度加速しておいたほうがいいですよね。でもその手前に登坂があると加速が難しいですので「キックダウン」を使用するといいです。
使い時を間違えると危険!
普段の運転では、ほぼ使う所はないと思いますが、時と場合で使い分けてください。
「キックダウン」は使い方でとても便利な物なので、知らずに加速で困っていた方はぜひ使用してみてください。
キックダウンを使う必要のない場所でキックダウンを行うと、危険ですのでやめてくださいね。
「キックダウン」は正しい場所で使えば便利ですので、使う時は使って運転をしてください。